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”パソコンのある部屋を加湿したい!
でも、故障のリスクとか悪影響が心配”
そんな人多いですよね、
私もそんな一人。
実際、「加湿器を使う季節になるとパソコンの修理が増える」というPC修理屋さんのブログも目にしました。
やっぱりか。。。
それなら、ピンポイントで自分の顔周りだけ潤す加湿器はないだろうかと発想。
この記事では、
・パソコン近くでの加湿器使用による悪影響は本当?
・パソコンへの影響を最小限に&顔周りを潤す
この2つの目的で購入した卓上加湿器の使い心地をまとめました。
パソコン近くに加湿器を置く悪影響とは?
加湿器のパソコンへの影響は本当にあるの?
調べてみると、
秋葉原のイーハンズさんというパソコン修理専門店のブログに、「加湿器を使う季節になると加湿器の影響によるパソコンの故障相談が増える」という記事を発見。
パソコンは防水仕様ではないため、パソコン内部の基板がショートしてしまうのだとか。
加湿器によるパソコンへの影響は、ネット上にもたくさん書かれてましたが、やっぱり本当だったんだと納得。
パソコンの説明書にも、加湿器のそばで使わんでねって書かれてるそう。
でもワンルームの場合は、どうしてもパソコンの近くに置くことになっちゃいますよね。
加湿力の小さいもので顔周りだけ潤したい!
・パソコンへの影響を最小限にする。
・顔周りを潤したい(目・鼻・喉・顔面などなど)
この2つの条件を満たす目的で、3つの卓上加湿器を試してみました。
※今回測っている湿度計は、パソコンを置いているデスクに置いて検証してます。
USBスティック加湿器を使ってみた
1つ目は、
コップに入れて顔近くを潤すことができる超音波式の加湿器。
この加湿器はUSB充電ができるので、パソコンデスクで使うのにもピッタリ。
給水フィルターと筒の長さが2サイズあって、好みで付け替えることができます。
この商品のリンクを貼りたかったんですが、同じ商品は現在販売されていませんでした。
スティックタイプの超音波加湿器を探してみた結果がこちら
ミストの出方はこんな感じです。
USBスティック加湿器の効果・メリット・デメリットは?
使ってみた感想は、
メリット:
・パワー的に、パソコンへの影響はかなり少なそう。
・安い!可愛い!
・顔の直下に置いて使える。
・USB充電からのコードレス使用OK。
・取り扱いが簡単
・ほぼ無音。
・超音波式なので電気代が安い。
デメリット:
・1ヶ月程度でフィルター交換が必要。
・ミストが冷たくて顔が寒い。
全体の感想としては、
”顔が寒い”
”あきらかにパワー不足”
顔周りを潤したいという効果では、私のデスク環境では、選択肢から外れました。
もっと仕切られた狭い空間に向いているアイテムなのかもしれませんね。
アロマディフューザーを使ってみた
フィルターは無いなら無いに限るよね。
ということで、もう一つがこちら。
ミストの出方はこんな感じです。
フィルター無しで使える
エレコムの超音波アロマディフューザーです。
USB電源が多い中、こちらはAC電源です。
ミストの出方は、2パターン。
・継続的に出る。
・断続的に出る。
上の動画は継続的に出るパターンです。
湿度が低くない時期に使いたい場合は、断続的に出るパターンを使うのがおすすめ。
使い方は、
水を指定ラインまで入れてから、アロマオイルを数滴垂らすだけ。
香りはかなり広がりますが、慣れてしまうとあまり感じなくなってしまうのが、アロマデュフーザーのあるあるですね。
それでも来客者は、いい香り~と言ってもらえるので安心します。
アロマデフューザーの効果・メリット・デメリット
アロマデフューザーの加湿効果は、真冬の湿度対策としてはやっぱり不足してます。
20%だった湿度はほぼ上がることはありませんでした。
加湿器ではなく、アロマデュフーザーなので当然といえば当然。
メリットは、
・ミストがパソコンや周辺機器にかかっていなければ、影響は少なそう。
・ミストが出ているという心理的な効果。
・ミストが冷たすぎるということはなかった。
・好きな香りで癒される。
・ライトがロマンチック。
・超音波なので電気代が安い
デメリットは、
・継続的に出るパターンで使うと本体周りのデスクが濡れる。
・都度、掃除しないと汚れたミストが拡散される。
こんな感じでしょうか。
真冬と真夏以外では、とても良いアイテムだと思います。
掃除の仕方は、
・毎日使い終わったら、水を捨てて乾かしておく。
・1週間に一度程度分解して洗って乾かす。
説明書には分解掃除のことが出ていなかったので、「なんだ、分解不可か」と思っていたところ、触ってるうちに分解出来ることを発見。
こんな感じで分解できました。
最初は分解掃除せずに使っていたところ、被せる部分に赤い水垢?のようなものがうっすら出ていました。
分解すると、ほぼすべて洗い残すことなくお手入れできました。
実は、このアロマデフューザーとは違うものを長いこと使ってました。
今年になって電源が入らなくなったので買い替えたんですが、入れるアロマの量によってミストが多くなる優れもの。
スチームと超音波の両方の機能を合わせ持ち、周りが濡れることもなく、掃除もごく簡単な構造だったのでお気に入りでした。
今年になって電源が入らなくなり、買い替えとなりました。
今回のアロマデュフーザーも、オイルを増やすとミストが増える気がしてますが、ミストが増えるとデスクが濡れるのがデメリット。
こちらを買う前に無印のアロマデュフーザーの検討しましたが、掃除が手間というレビューを見てこちらを選択しました。
でもやっぱり掃除は必要なんですよね。
次行きましょう。
TEKNOS EL-GY07スチーム式加湿器を使ってみた
本格的な加湿器を取り入れようと思って選んだのがこちら。
タンク容量3.7Lという本格的なテクノスのスチーム加湿器です。
これを購入したのは、レビューのなかに湿度が10%以上は上がらないという低評価があったから。
加湿能力十分というレビューもあった中、何故かそのレビューを信じて購入。
(デスク上に置くという条件なので、湿度が上がりすぎるのは怖いです。)
部屋の広さとか条件的に良かったのか、我が家の場合本当に10%以上は上がりません。
デスクの右下にデスクトップ、加湿器はデスク左端と距離をとって置いてます。
スチームの出方は、こんな感じです。
強と弱の2段階があり、動画は強で運転中です。
弱だとスチームが出てるのか気が付かないレベルに思えます。
この日は40%切るくらいの湿度で、デスクの上の温湿度計は50%手前。(動画参照)
つまり湿度20%のときは30%程度まで上がり、30%のときは40%まで上がるという感じです。
※ただし、8畳の部屋で湿度80%になるというレビューもあるので、部屋の広さや密閉度によって異なると思います。
TEKNOS EL-GY07スチーム式加湿器の効果・メリット・デメリットは?
この加湿器のデメリットは、
・スチーム式なので電気代が高い。(強運転:270W)
・デスクに置くと場所を取る。
・スチーム吹き出し口が電源コードのある側にある。
・底の方にカルキ汚れがメチャメチャつく。
・フィルター交換が必要。
・フィルター入手がしにくい。
・アロマ機能がない。
などなど。
タンクをどけるとこんな感じの内部構造です。
左側タンク受けの部分もこまめな掃除が必要。
右側のスチームが出る部分には、カルキ汚れがつくので早めのお手入れが必要ですね。
かなり手強いです、カルキ汚れは。
メリットは、
・デスク上で顔の高さでスチームが出る。
・スチーム式なので、超音波のようにレジオネラ細菌の心配がない。(お湯を沸かしている状態)
・270Wなので、使う環境によるが加湿しすぎない。
(パソコンや周辺機器に直接かかっていなければ、影響は少なそうに思える。)
こんな感じです。
この加湿器の個人的なメリットとしては、
デスク上で使うとちょうど顔の真横で暖かいスチームが出ているので、顔を潤したいという私の希望にあってる気がしました。
私のデスクが幅160cmなのでモニター2つ置いても置くことができますが、やっぱりもう少し小さいサイズだったら良かった。
また、カルキ汚れとフィルター販売をしている店舗が少ないことが残念ポイント。
TEKNOS EL-GY07スチーム式加湿器の 交換フィルター代替品
この加湿器はあちこちで販売されてるものの、フィルターの通販が一向に見つからず。
2021年9月1日現在は、モノタロウで販売されてました。
Amazonも楽天もYahooショッピングにもなし。
なぜ?使い捨て?
まさかね。。。
ということで、口コミから見つけた代替品を購入してみました。
やはりモノタロウです。
サイズが少し違うため、カットが必要。
(上の画像はすでにカット済みです。)
このくらいカットしてます。
カットしたものを付属品のフィルターと比べてみると、
付属品に比べて穴が大きすぎる。。。デカイです。
こんなに穴が空いててフィルター効果はあるのかな?
はめてみると、
上に筒みたいのを取り付けて
蓋をして完了。
今の所穴が大きいことによる弊害は感じていません。
大丈夫な感じ?
でも現在はモノタロウで公式のものが販売されてるので、そちらを使うのがよろしです。
VICKSスチーム加湿器を使ってみた
テクノスの加湿器ではやはり真冬は加湿不足を実感していたところ、タンクを床に落としてヒビを入れてしまいました。
ということで、2022年にVICKSスチーム加湿器を購入。
実は以前使っていたことがあって、その時はパソコンへの影響が気になり手放しています。
迷走してますね。。。
こちらの加湿器は、タンクに水を入れて塩を一つまみ入れるだけ。
塩の量によってスチームの強弱を調節して使います。
最初は塩の加減に戸惑いますが、簡単といえば簡単。
ひどい乾燥だな、と思えば塩を多くし、
ちょっと乾燥してるな、と思えば少なめにするだけ。
前回はパソコンへの影響が心配になって手放したものの、スチーム量をうまく調節すれば使えるのでは?と思い直した次第です。
VICKSスチーム加湿器の効果・メリット・デメリットは?
で、今回リベンジ購入して感じた効果は、
先に紹介したテクノスの加湿器よりも湿度を上げることが出来るので、顔周辺の保湿効果を感じやすいということ。
ただし、目の前の湿度計をチェックしながら、40~50%以上にはしないことが大事ですね。
メリットは、
・単純な構造なので、普段のお手入れが簡単。
・塩加減でスチーム量が調整できる。
・軽量
デメリットは、
・スチームなので電気代が高い。
・持ちにくい形。
・安っぽく見える?
・季節終わりのお掃除が手間。
こんな感じでしょうか。
テクノスもVICKSも電源コードを本体から取り外すことは出来ません。
テクノスはタンクのみ取り外して台所で給水するので簡単。
一方VICKSは、タンクが本体のようなものなので、やかんなどで給水する必要あり。
だけど、この青い部分が非常に持ち上げにくいんです。
どうしてもすべってしまうので、炊事用手袋をして持ち上げて給水してます。
こんな感じだったっけ?とすっかり使い心地を忘れてました。
何を使っても一長一短なのか。。。
さらに言えば、
季節終わりのお掃除が手間がかかるというのを最近知りました。
すでに箱に収納してしまったのですが、ふと気になり検索してみたところ、このようなブログ記事を発見。
タンクだけではなく、青い部分も分解掃除が必要とのこと。
ありがたいですね~。
何も知らないでいたら、お手入れしないまま不具合が起きていたかもしれないです。
ただ、もうすでに箱にしまってしまったので、また使用する時期になったら使う前にお掃除してみたいと思います。
それじゃ遅いかな?
スチーム加湿器の電気代はつらい
スチーム加湿器のデメリットに電気代が高いことを上げてますが、
テクノスのスチーム加湿器は270W。
VICKSは310Wとなってました。
どちらも大きな違いはないかな?と思ったところ、
結局は塩加減を多くしてスチーム量を増やせば、ワット数は跳ね上がってしまうことがわかりました。
スチーム量を増やしたときに、はたして310Wを超えるのか?
VICKSの加湿器で検証した例が上の画像です。
かなりスチームを増やしたときのものですが、このあと簡単に800を超えて900まで届いてました。
なるほど、考えてみれば当然。
スチームの出る量が増えるということは、それだけパワーを使うということですもんね。
この冬は在宅している時間が多くて、電気代が高いとは思ったけれどやっぱりか。。。
ちなみに、テクノスは強にしてほぼ270W代で、説明書通りのW数でした。
電気代を考えるとスチームは辛いです。
でも、超音波ミストの家具家電につく白いカルキ汚れはないし、レジオネラ菌が発生する心配もしなくてすむ。
このメリットは大きいです。
次買うなら絶対これかも!
あぁだ、こうだと買い替えながらも100%満足ならず。
部屋全体を加湿するのは諦めたけど、パソコンに影響ないように自分の顔周りだけ潤したい。
そして、お掃除がとても簡単なのも必須。
そんなささいな願望を叶えてくれる加湿器として、次候補なのがこちら。
レビューが絶賛の嵐なのも納得の加湿器です。
あまりに評判が良くて今回もVICKSではなく、こちらを買うか迷ってました。
スチーム加湿器はワット数で選ばない
ですが、ワット数が最大985Wだったので、310Wと出ていたVICKSを選んだというわけです。
結果は先に説明したように、スチーム量が多くなればワット数は高くなってしまいます。
象印のスチーム加湿器は、立ち上がり事が985W、加湿時は350Wと出ています。
強・中・弱があるので、強にしたらもっと高いかもしれないけど、強はパソコンに影響ありそうで使わない気がします。
この象印の何がすごいかって、ほぼ湯沸かしポットだということ。
なので、蓋を開けてポットに水をいれるように給水。
内部はフッ素加工でお手入れもシンプル構造だから、すごく簡単。
複雑な溝や、分解掃除が必要ないのです。
もちろんフィルターも必要なし。
お手入れは、ポット洗浄剤を入れる感じでOKなのかな?
なぜこれを買わなかった。。。
泣ける。。。
だけど、今まで購入した加湿器よりはお値段高めです。
ちょっとだけハードルが高いですね。
パソコンへの影響なく加湿器を使う
ただね、象印の加湿器と比べてVicks加湿器の良い点は、高さが低めで安定感があること。
顔横で使いたい私としては、縦長のポット型よりまんじゅう型のほうが安心感があります。
ネットで検索してみると、人が快適と感じる湿度は40%~60%とあります。
そして、パソコンへの影響が何%から出るのかは不明。
それぞれ環境も違いますしね。
なので、パソコンは壊したくないけど潤したいという希望を叶えるには、
・40%~50%程度の湿度で我慢する。(達したらスイッチオフ)
・パソコンや周辺機器にスチームやミストがかからないように、できるだけ距離を取る。
・長時間加湿し続けない。
私の環境ですが、ノートパソコンではないのでパソコン本体はデスク下。
スチームが直接かかることはないですが、キーボードやモニターにもスチームがかからないよう注意してます。
エアコンの風によって、スチームがモニター側に流れることがあるので。
ノートパソコンの場合はよりスチームやミストの流れる方向を気にする必要がありそうですね。
そもそもスチームやミストがかからなければ、パソコンへ影響が出ないなんてことはないだろうし。
それゆえ、室内全体の湿度をあげることなく、小さな範囲の加湿が出来たらと思うんですよね。
それ以外なら、
バスタオルを濡らして干しておく、みたいこともありかもしれませんね。
リモートワークが普及する今、パソコン壊れたら死活問題!
そんな人多いですよね。
加湿はほどほどに、お茶で水分補給しながらカラカラの冬を乗り切りましょう!
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