カーテンのように面積の大きいものは、部屋の印象を決める大事なアイテム。
選び方を一歩間違えると、がっかりなインテリアになってしまうこともありますよね。
とくに窓が異常に多い部屋は、要注意❢
部屋の中が生地だらけでモッサリなんて事態になりかねません。
今日は窓が多い我が家のカーテンについて記事にまとめました。
カーテン選びの参考に読んでみてくださいね♪
窓が多い部屋はカーテンだらけにご用心
昼間はカーテンを開け放し、外の景色を眺める。
夜は素敵なカーテンで癒やしの空間を満喫。。。
窓が多い明るい部屋はずっと憧れでした。
そして24年前、窓がやたらと多い小さな部屋を購入した私。
嬉しくてカーテン選びにも力が入りました❢
出来上がってみたら部屋中カーテン、かーてん、Curtain❢
狭い部屋の中は生地だらけとなり、イメージとはかけ離れたものとなっていました。
もちろん形状記憶仕様だったので、スッキリは見えるようになっていたはず。
無地だったしライトベージュだったし、色柄選びも間違いないはず。
ところが、何このもっさり感。
普通ならスッキリした壁である部分もドレープのあるカーテンがズラッと並ぶと、重たい印象になってしまうんですよね。
昼間はまだレースのみにしている分違和感は少ないものの、カーテンを閉めるのが楽しくない。
オシャレじゃないんですよ。
垢抜けないというか、カーテンの面積がただただ、大きすぎる。
遮光ではない軽やかな薄手のカーテンなら、もっとエアリーな印象にもなったかもしれませんが、薄手にすると夜が不安。
暗くなると明かりをつけた室内が、すごく見えやすい状態になるんですよね。
他の建物や、通りから部屋の中のシルエットが映ってしまうのはかなり不安です。
とはいえ、どうしてもモッサリ感が気になり、その後薄手のカーテンとロールスクリーンという形に変更しました。
カーテンが多いとスッキリ見えない原因とは?
入居当時に作ったカーテンの写真は撮ってなかったんですが、その後に作った薄手のカーテンの画像がこちら。
植木が可哀想。。。
28年前のポラロイドで撮った写真なので、かなり黄色く変色してます。
スッキリ見えるように、カーテンのヒダも多く取り、思い切り薄手のカーテンにしました。
当然、夜には外から丸見え。
なので、カーテンの内側にロールスクリーンを取り付けてます。
画像がないので、イメージ湧きにくいかもですが、これが厚手のカーテンだとしたら。
もっさりしそうなイメージが湧いてきませんか?
私だけかな?
そして、現在のカーテンがこちら。
形状記憶も何もない、夜でも透けない程度の厚さの既製品カーテンです。
最初の薄手の時は、家具がかなり低くカーテンの見える面積が大きく、
現在の画像は、家具が高くなりカーテンの見える面積が小さくなってます。
入居のときに作ったカーテンで部屋が生地だらけに感じた理由は、ここにあるのではないかと思いました。
実際に現在のカーテンをつけた時、窓の前から家具をどかしてしまうと何ともマヌケな生地だらけの部屋になってしまうのです。
もしかすると濃い色なら生地だらけには見えないのか?
そこは経験してないのでわかりませんが、窓の前にデスクがある。
それだけでも大分生地だらけの印象が気にならなくなります。
大きな窓にブラインドのメリット・デメリット
現在のカーテンになる前までは、長いことブラインドを使ってました。
リビング東側はカーテンで、キッチンは木製ブラインド。
リビングすべてがカーテンの時よりは、かなりスッキリして明るく感じて気に入っていました。
ただし、ブラインドの場合はきっちり羽を閉じても遮光性はないので、遮光性を求める人には不向きです。
寝室側は、風水カラーでネイビーのカーテンに。
ここの窓は西向きなので、真夏は西日でかなりの暑さになります。
ネイビーを使うことで、少し涼しさを感じるような気もします。
西日の暑さ対策に遮光カーテン+レースのカーテン+遮光ロールスクリーンを設置してます。
ブラインド&ロールスクリーンのデメリット
北東側全面をブラインドにしたことでいくつかの問題点も出てきました。
ブラインドは隙間からシルエットが見えてしまう?
我が家は6階なんですが、
夜は下の通りから見ると、天井の明かりと部屋の上部が透けて見えてしまうんですよね。
羽の向きを変えたりしたけど、やっぱり部屋の上部がうっすら見えてしまいます。
部屋の角が窓になっているはめ殺し窓のため、角の部分にも隙間が発生。
そこから強烈に明かり漏れて、それが透けて見えている錯覚を起こしていたのかな?とも思うんですが。。。
ロールスクリーンの隙間とは?
ブラインドではなくロールスクリーンにしたとしても問題があります。
出入りする窓とはめ殺しの窓を分けて設置する必要があり、ロールスクリーン同士の隙間ができてしまうという問題も。
右側が開けることの出来ないはめ殺し窓。
左側がベランダへ出入りする窓。
わかるでしょうか?
青い部分がロールスクリーンの本体部分。
白い部分がロールスクリーンの生地。
ロールスクリーンの生地を巻きつける本体より生地幅が狭くなってます。
なので、ロールスクリーン同士をピッタリくっつけて設置しても少し隙間ができてしまうというわけですね。
かといって、
1枚の巨大なロールスクリーンにすると、出入りするたびに窓全開!部屋が丸見え!みたいな状況になってしまうので、恥ずかしいです。
恥ずかしがり屋さん!
大きいサイズのブラインドは掃除が大変
さらにいえば、
我が家のように大きいサイズのブラインドにしてしまうと、掃除が異常に面倒です。
最初はモフモフモップでこまめにホコリ取りをしていたものの、段々と手抜きになり。
やがて1年に一度、年末に重い腰を上げて一枚一枚拭き掃除をするように。
これが結構体力勝負です。
縦型ブラインドなら横型よりはお掃除も簡単なのでしょうが、横型よりお高めなのが問題です❢
コスパの悪いブラインド
さらにさらに、
ベランダに出入りする側の窓のブラインドは上げ下げの回数も多いために、紐が切れる切れる。
さらに掃除の時に羽を折ることもしばしば。
安価なものを買っているせいなのか、結構な頻度で買い替えてました。
木製のブラインドはお気に入り
キッチンの窓は、最初はアコーディオン型の網戸とロールスクリーンを使用していました。
昼間は網戸だけで、夜はロールスクリーンを下ろすみたいに。
ただ、キッチンだったので、ロールスクリーンが汚れたのをきっかけに、木製のロールスクリーンに変更。
2009年5月に14100円でイージーオーダーで購入。
すでに10年以上経つものの、これは今でもお気に入りです。
羽の太さがあり横幅も狭いので、拭き掃除もさほど大変ではない点も好き。
キッチン脇ということで油汚れも心配してましたが、ロールスクリーンほど汚れが目立ちません。
キッチン脇からベランダに出ることはないので、上げ下げするのは窓の掃除の時くらい。
アルミブラインドのようにヒモが細くはないので、強度的にも強いのではないかしら?
また、木製だと羽がしなってしまわないか?が気になってましたが、10年以上経つ今も変わりなしです。
木製ブラインドのデメリットも
お気に入りの木製ブラインドですが、デメリットも。
上げ下げがすごく重いです。
上げるときだけではなく、下げるときもキレイに左右均等に下げるのが意外と難しい。
手を添えながらバランスを取りながら下ろしています。
そして、一番上まで上げたとしても、たたんだ羽の高さがかなりあり、窓上部にかかる部分が大きいです。
なので、窓の室内側から上の方を掃除するのは無理。
外開きの扉なので、外から掃除しています。
また、羽をいつも同じ方向に閉めていると、ヒモのバランスが狂ってきます。
なので、逆方向へも閉めるようにしたり工夫しています。
最近になって、上の羽2枚分が紐切れで下に落ちて重なってます。
紐切れは修理できるみたいですが、ハードル高くて無理そうです。
さすがに買い替え時なのでしょうか?
やっぱりカーテンが好き
ブラインドのシャープさと明るさは魅力的ですが、やっぱり掃除が一番のネック。
多少の隙間を許せても、掃除の手間は許せない。
カーテンならチマチマと拭き掃除しなくても、ザブザブお洗濯もできますしね。
何より、カーテンをシャーシャー開け締めする行為が心地よいです。
窓を開けて風でそよぐカーテンも心地よい。
ということで、カーテン→ブラインド→カーテンへと戻りました。
大きい窓のレースカーテン選びは難しい
レースのカーテンも何度か失敗、買い替えています。
ミラーレースカーテンのような外から見えにくいカーテンは、安心感があるけど閉塞感が出がち。
程よいミラーレースを探すのが案外難しいのです。
良いレースカーテンの条件とは?
これはもう私個人の欲しい条件ですが、同じ人も多いのではないかしらね。
・外の景色が適度に見える。
・外から見えにくい
・閉塞感がない。
・暗くならない。
・光ってない。
この4つを満たすレースカーテンが欲しい。
ということで、購入したレースカーテンがこちら。
右側が最初に買って失敗したもの。
左がほどよい透け感だったもの。
レビューを読み漁っても、実際に買ってみないと自分にとって適度かどうかの見分けは難しいです。
透けすぎることのデメリットは、
外からの視線の他にも、キレイではない景色が見えすぎてがっかりするというのもありました。
外が見えない閉塞感も嫌だけど、見え過ぎるのもちょっと。。。
昼間なら多少見えててもいいか。。。と思ったとしても、自然豊かな景色やオシャレな高層ビル群が見えているわけではない環境。
ほどなくしてこれも買い替えることとなってしまいましたが、透け感だけはバッチリでした。
あっ、あと光った生地やストライプ柄もできれば避けたいです。
窓が大きい&多い場合は、広大な面積となるのでパッと見のイメージを左右する気がするからです。
部屋の面積を多く取るようなものは、シンプルに抑えておきたいです。
心地よい暮らしのためのカーテン・ブラインド・ロールスクリーン
・横型ブラインド
・縦型ブラインド
・ロールスクリーン
・シェード
・プリーツスクリーン
・窓ごとにカーテンの色を変える
・フラットカーテン
・2倍ヒダのカーテン
などなど選択肢は豊富ですよね。
予算が許すなら色々試してみたい。
寒い&暑い部屋なので、カーテンを付けずに内窓なんて付けたらどうだろうとか、色々妄想してます。
カーテンにしろ、ブラインドにしろ、窓が多い部屋では全て買い換えると中々の出費。
失敗しないように納得できてから購入するのが一番ですね。
あと、レースにしろ上モノにしろ、とりあえず一枚だけお試しで買って見るのがおすすめ。
実際届いてみたら、イメージと違うなんてことはザラですもんね。
私も日々模索中です。
カーテンで幸せに
ブラインドからカーテンにして感じた幸せ。
ブラインドから中々脱却出来なかった時は、小さなストレスが積み重なってました。
それがカーテンにした途端部屋が軽やかに感じて、幸福度が上がりました。
部屋づくりとは、こんな小さな変化で幸せを積み上げていくものではないかな?なんて思ったりします。
皆さんも素敵な窓辺を作ってくださいね♪
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